アハルルバイト（AS）通信社の報道によると、マスード・ペゼシュキアン大統領は、停戦と軍事衝突の停止を記念するメッセージで、あらゆる層の国民に感謝の意を表明し、次のように強調した。「我が国の最大の資産である、築き上げられた貴重な調和と結束を継続させるよう努めなければならない。我々は、今日から互いの助けと協力によって、より良い明日、より明るい未来、そしてより強力なイランのために、共に手を取り合って進んでいく。」
大統領のメッセージ全文は以下の通りである。
ビスミッラーヒ・ラフマーニ・ラヒーム（慈悲深く慈愛あまねきアッラーの御名において）
イスラム革命の創始者イマーム・ホメイニー師と、親愛なるイランの殉教者の清らかな魂に敬意を表し、
そして最高指導者のご健康と長寿を祈念いたします。
親愛なる同胞の皆さん、親愛なる勇敢なイラン国民の皆さん！
今日、偉大で歴史を築く国民である皆様の勇敢な抵抗の後、シオニスト政権の冒険主義と放火によってイラン国民に強いられた12日間の戦争の停戦と停止を目撃しています。この期間中、世界は、国民の支持を得た偉大なイランの力を目の当たりにしました。そして、この強要された戦争を開始したのはテロリストである敵であったにもかかわらず、その終結は偉大なイラン国民の意思と力によって記されました。
このテロ攻撃は、空虚で繰り返される口実のもと、イラン・イスラム共和国が交渉の場に参加することで、世論におけるいかなる誤解も解消しようとする外交努力と同時に開始されました。世界がイランにおける首尾一貫した立場と協調的な決定、そして相手側からの矛盾した行動と分裂した立場を明らかに目撃していた状況において、です。交渉中に侵略と攻撃に訴えた親愛なるイランの敵の裏切りと協定違反の歴史は、忘れ去られることはないでしょう。
今日、侵略者である敵は、厳しく歴史的な懲罰を受けたにもかかわらず、戦争行為の停止に屈しました。親愛なる同胞、女性や子供たち、科学者や勇敢なイラン軍司令官たちの命が失われ、一部のインフラが損傷したことは、わが国にとって大きな損失であり、深刻な損害ですが、プロパガンダやメディアの厳しい検閲にもかかわらず、侵略者である敵が被った損害は想像を絶するものでした。敵は、施設を破壊し、核知識を崩壊させ、社会不安を引き起こすという邪悪な目標を達成することに失敗し、成功しませんでした。しかし、その一方で、シオニスト政権とその同盟国の偽りの不敗神話が崩壊し、占領政権の地理における重要な施設や中心地の大規模な破壊と損害は、偉大なイランとの冒険の代償は非常に大きいという重要なメッセージを世界に伝えました。
偉大なるイラン国民よ！
私たちは、皆様の抵抗と強固な姿勢に恩義を感じており、この勝利は、この期間に現れた団結、平穏、そして結束のおかげであると深く信じております。我が国の最大の財産であるこの貴重な調和と結束が継続するよう努めなければなりません。この歴史的な勝利の栄光の全ては、偉大で文明を築く国民に捧げられます。もし裏切り者の敵が、その過去とアイデンティティにもっと注意を払っていたなら、決してこのような誤りを犯すことはなかったでしょう。私たちは、今日から互いの助けと協力によって、より良い明日、より明るい未来、そしてより強力なイランのために、共に手を取り合って進んでまいります。
私はここに、イラン国民のしもべとして、親愛なる国民の皆様に心からの感謝と敬意を表します。特に、イラン・イスラム共和国軍、イスラム革命防衛隊、法執行軍、誇り高きバシージ、情報省、国防省、消防隊、赤新月社、医療従事者、業者、特にサービス部門、メディア関係者、芸術家、スポーツ選手、そしてこの歴史的で大きな転換期において、記憶に残る役割を果たした政治活動家および市民活動家の勇敢な方々に、心から感謝いたします。すべての政府機関、省庁、革命機関は、本日より、復興と被害者への補償の問題に全力を傾け、今回の試練で明らかになった弱点と強みを特定し、全面的な警戒と準備の維持を強調しつつ、全国のすべての日常業務の正常化プロセスを追求していきます。
近隣諸国および地域の国々にも申し上げます。我々は共存と安定を深く信じており、イスラム・イランの力と防衛能力は常に、イスラム教徒の兄弟姉妹や歴史的な隣人との平和と友好に資するものであり、今後もそうあり続けるでしょう。そして、我々全員の知恵と思慮が、我々の間に不和と分裂を生み出そうと企む敵の悪意ある意図を打ち砕くでしょう。
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